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あまりに佐和山の狐さんやその周辺に萌えすぎたために出来たブログ。更新不定。
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買ったくせにうぃーのヌンチャク苦手&戦闘とホラー駄目な事あって放置している
FRAGILE~さよなら月の廃墟~(バンナム)の実況動画見て、
色々調べていたら作中で拾う遺品の読み上げ役で
三成(の中の人)と兼続(の中の人)がいて、偉くテンション上がったので、
あのイメージでざっざか書いてみた。これ、何パロなん?ていうかパロなの??

えーと、FRAGILE知らない人はおおまかな設定として

・世界が壊れた後、生き残った少年が世話してくれたおじいさんの死をきっかけに
同じく生き残ってる人を探すべく廃墟となった世界を渡り歩くRPG
・作中手に入れるアイテムとして世界が壊れた時に一緒に死んだ人のアイテム(=遺品)があり、
キャンプ場所(セーブ・体力回復・アイテム整理・ランダムでアイテム購入)で見ると
その遺品の持ち主が世界が壊れる時に何を思っていたかが伝わってくる(=遺言)
・遺言から推測するに世界がいつ壊れるかの凡その刻、そもそも世界が壊れる事を人類認識済み

だけ抑えてくれれば。んで、その遺品の遺言という設定のパロです。
三成(の中の人)と兼続(の中の人)が出演しているので、CPは兼三です。










―――――筆の記憶―――――

 
「こんな時まで仕事か?精の出ることだな」
「こんな時だからこそ、だ。不測の事態が起きた場合、誰かしら詰め所にいないと困るだろう」
書状を書いていた手を止め、振り替えれば何時も通りのお前がいた。
何時もと同じ服に、何時もと同じ表情。
「他の者はどうした?」
「暇をやった。最期の時くらい想う者と過ごしたいだろう」
何時もと同じ声音、何時もと同じ口調、微かに感じる何時もと同じ香り。
―――俺が密かに想う、何時もの愛しいお前だ。
「お前はどうなんだ?」
「・・・・・・・何の事だ?」
「わかっておるだろうに。お前は愛しい者と最期を迎えないのか、と聞いている」
その質問に微かに止めた手が震えた。
―――墓まで・・・いや、墓も作れないであろう己が身、
ただ最期まで隠し通そうと決めた恋情を最後でぶちまける訳にはいかぬ。
俺は何時も通りの固い声で「先程言ったまでだ」と言った。
すると「ははは、お前は最期まで意地っ張りだな」とお前が笑った。
最期の最後でお前の笑顔が見れると想定していなかった俺は、
不覚にも涙を落としそうになり、急いで書状に向き直り仕事を再開した。
「そういうお前は何故ここに?」
「ああ、景勝様に暇を出されたのだ」
 
最期の刻は愛する者と迎えよ、とな
 
―――何時、筆を放したか、振り向いたのか、涙を零したのか、抱き締められたのか、口を吸ったのかわからぬ。

 
ただ生涯忘れないのは

捕まれた手の熱さ

泣きそうに歪む瞳に微笑みを湛えた初めて見る表情

顔にあたる胸板の厚さ

鼓動の速さ

骨が軋む錯覚すらする力強い抱擁

知らないと錯覚しそうなほど濃厚な香の香

全て奪われ尽くされるほどの熱く激しい口付け



愛している





愛している










+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
誰が見ても恥ずい遺言やな!!!!つか、三成自身も他人が見たと知ったら恥ずかし死にそうwww

なんとなく考えたキャラ配役はセトは幸村、クロウは政宗、チヨちゃんがお市。
サイはふわふわ浮いててくっついてくる辺りはくのいちっぽいけど、
あの子、作中の別のキャラのヒロインポジだしなぁ・・・
ヒロインたるPFは中の人的にははんべ(or綾御前様)だけど、誰も浮かばないwwww




遂になる兼続視点遺言も書きたいです(この台詞自体で書かないフラグな気が・・・)

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深水
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女性
趣味:
ロマン探し(うさんくさ)
自己紹介:
元歴史部員のヲタ。
元々は源氏物語から来る平安萌えだったが、某和風ネオロマのせいで源平に、そして同会社の一騎当千ゲー(?)にて佐和山・ツンデレ・主従に萌えて戦国に落ちる。
常にコー○ーの掌で踊り狂う日々。
ぶっちゃけ別会社のバカ戦国ゲーと名高い方もイケます。
雑食、そして無節操。
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