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あまりに佐和山の狐さんやその周辺に萌えすぎたために出来たブログ。更新不定。
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当サイトの「くじびき AI-BIKI スクランブル」で書く予定だった
左近編が途中で放り投げられてるの見つけたので、こっちにアップしてみる。

つまり左近編は書かないって事です!!

(開き直りやがった)


ていうかもう誰も待ってないだろうしね!!時効時効!!(最低)

というわけで「くじびき AI-BIKI スクランブル」の分岐前を読んだ後に以下、どうぞ。
あ、左近センセがセクハラしまくっ…てる?ので嫌な人逃げてー超逃げてー






(…患者、か)

紙に書かれた指定を見て、心の内で反復する。
その紙を直にしまって、三成は席に戻る。
次に指定をされた人物が同じようにくじを引き、全員が引き終わった所で全員一斉に己の指定を発表する。
さぁ、これからが授業だ―――






医師札を手にしたのは左近であった。

「相手が三成さんか、こりゃ運がいいですな」

そうニヤリと笑う様は好色ではあるのだが、その色すら己の魅力にしてしまえるだけの男振りのよさを左近は持っているため、図らずとも三成は頬を染めながら、ツンと横を向いて「左近、セクハラだぞ」と答える。
教師が生徒の名をさん付けで呼んで、生徒が教師の名を呼び捨てにするという一見ちぐはぐな関係だが、
元々、二人は学園に入る前からの知り合いで他者がいる時はともかく、二人きりになると以前の感覚に戻ってしまうのだ。
三成の方がその傾向が強く、左近はそれなりに人生を生きている分やろうと思えば苗字呼びに出来るが、
二人きりの時に苗字で呼ぶと、三成の機嫌が急降下すると知っているので合えて以前のように名前にさん付けて呼んでいる。
既に幸村、兼続、吉継ら他の生徒と別れていて、三成と左近は使用する教室の中、二人きりとなっているので気兼ねなく名を呼んでいると言うわけだ。
ちなみに今回使用する教室は一見、保健室にも見えるが、それよりも高設備が整っている―――病院の診察室を模倣した教室だ。
当然の事ながら『特別授業』の他の仕様用途はない教室だ。
―――――サボリの溜り場にでもなりそうだが、案外、特別教室棟はセキュリティが厳しいため、
授業参加者以外が入り込もうとすると装置が作動し、先生と御対面という悲惨な末路になる。

左近は教室内のロッカーから白衣を取り出し、それを羽織る。
その時に白衣の上を滑った、左近の真っ直ぐな黒髪の動きに目を奪われていた三成に向かって左近は言う。

「あ、ちょっとすみません。道具準備するんで、三成さん外出てもらえますか?」
「え………あ、ああ、うん、わ、わかった」

三成はぼうっと、左近の白衣姿に見とれていた自分に気付き、慌てて指示に従って、教室から出た。
バタンと乱暴に扉を閉めて、寄りかかり頬に手を当てると、仄かに熱い。
その熱さにまた恥ずかしさが沸き、堪らなくなってガシガシと己の髪をかきむしる。
背中にした扉からはガサゴソと、物を探し用意する音が伝わって、更に三成の羞恥を募らせる。
左近は見かけに反して、この『特別授業』にかなり真剣に取り込むタイプなのだ。

(授業に真剣に取り込んでいる左近に対して、そのような邪まな感情を抱くなど……)

とずぶずぶと自己嫌悪に陥っていると、

「三成さん、もうこっちは平気ですよー?」

と室内からの声。その声にまた慌てて

「あ、ああ」

と返事をすると、三成は二、三度深呼吸をしてから扉を開けた。


「石田さん、今日はどうしました?」

室内に入ると、回転椅子に座っていた左近が振り向いて、三成を見た。
左近のその眼は、常ならば存在しない硝子越し―――眼鏡をかけていた。
そんな些細な変化にも鼓動は跳ね、三成の頬は薄紅に染まる。
左近は内心で、そんな三成の初な反応にほくそ笑む。
先刻からの三成の初な動揺は、色事だけでなく人生経験的にも三成を軽く越えてる左近からすれば、バレバレもいい所で、最近は試験期間やら委員会やら生徒達(ここでいう生徒達とは一般生徒ではなく、幸村・兼続・吉継らの三成溺愛同盟の事である)の邪魔もあって、満足にいちゃつく事も出来なかったので、この機会だから存分といちゃつかせていただこうと考えているのだ。
一応、理性を保たせる気ではいるが、ベッドがある上に、白衣のポケットに忍ばせてるゴム製品の存在からして、理性とやらの信頼度は限りなく低い。
そんな事など露知らずな三成は、恥じらった表情を隠すように咳払いをすると、

「か、風邪をひいたらしいのだ、診てもら…………診ていただけますか?」

と言った。
左近は自分の目の前にある、患者用の椅子に座るよう三成を促し、三成もそれに従う。

「熱は計って来ました?」
「う……いや、まだだが」

ここで適当に言えないのが生真面目な三成らしい、そう内心で含み笑いしつつ、
左近は『ではこちらで計りますね』と表面上穏やかに笑い、三成の髪を撫でた。
その際に敏感な耳も擽るように軽く撫でれば、ビクリと大袈裟な程に三成の体が跳ねる。

「なっ…!!?………なな、なにを!?!?」
「いや、何って……額から熱を計ろうと思って、前髪はらっただけですよ?どうかしました??」
「うっ………い、いや、何でも…ない…」

真っ赤に頬を染めながらも、左近の言い分を聞くともごもご口籠もり、結果、不問となる三成ににやけそうになりながらも顔は真剣そのものを保つ左近。
三成の性格上、現時点で企みが露見するというのは、即ち禁欲生活続行である。今までの経験からして、半月は固い。
左近の企みをばらすのは、三成の情欲の火が体に点いて、後戻り出来ない所まで燃え盛らせてからだ。
三成の内心など知らぬ顔で、左近は『では、熱計りますね』というと、三成の額に己の額をくっつけた。

「えっ…?さ、左近……な、何故、額をくっつけ………!??」
「体温計だと時間かかりますからね、まあこれも普通にありですよ」
「え、あ…そういうもの…なのか…?」
「はい………………」

最高に誠実な笑顔で問題発言を肯定してから、左近は見掛けは三成の体温を計る事に専念した。
三成が左近の真剣な瞳に弱いと知った上での策である。
実際、三成の瞳は興奮からか涙ぐみはじめ、頬も上気したような色づきになっている。
髪を押さえ付けるように撫で付ける指先は、不意に耳や項などの性感帯を擽る事を忘れない。
三成のあまりのとろけきった顔―――理性が崩されかかって、淫蕩の炎に蝕まれはじめた苦悩の表情に、口を吸いたくなるのをぐっと押さえ、気付かれないように愛撫を施す。
天然の朱紅の唇が開き、口付けをねだるように、ちろりと三成の可愛らしい舌が出た時点で、左近は額を離した。

「…ぇ……?あ……」
「六度八分、って所ですかね。石田さん、平熱は何度です??」

離れた瞬間、左近の直診という名目の愛撫を受けて、惚けていた瞳が困惑気に揺れたが、左近の問い掛けに羞恥のあまりか、赤面したまま三成は強ばった。

(『授業中に、俺は何、ふしだらな事を……っ!?』って所かな?)

三成の内心の動揺なんて、手に取るようにわかる左近は、腹の底からこみ上がる笑いを必死に噛み砕き、黙ったままの三成に対して心配そうに声をかけた。

「三成さん?もしかして本当に具合悪いんですか??顔が赤いですよ?」
「えっ、あ、いや…!!!だ、大丈夫だ……すまない、左近」

左近がそう言いながら、再度、熱を計ろうと顔を寄せれば、三成は慌ててそれを止める。
『そうですか?』とあっさり引き下がった左近に安堵したのか、三成は小さく溜め息吐いた。
しかし、その溜め息に落胆の色も交じっているのは、きっと本人は気付いていないのだろうな、と思いつつ、左近は先ほどの問いを繰り返した。

「平熱は、多分六度ないはず……」
「あ、低いんですね。多いんですよね、この時期、風邪ひく人。
 季節の変わり目ですし……お腹痛いとかあります?」
「いや、特には」
「食欲は?」

そのように問診をしばらくして、三成の羞恥が大分薄れた所で、左近は次のステップに誘導した。


「では聴診器あてるので、シャツ上げてください」
「え……あ、そんな事までやるのか?」

左近の発言に三成は恥ずかしそうに聞き返したが、左近はあっさりと

「そりゃ、診察ですし」

と答え、首にかかっていたに聴診器をつけてしまう。
三成は文句を言いたそうであったが、諦めて己のシャツをめくり上げた。
露にされる白い肌は人のものというよりも無機物のよう、だけれども呼吸に合わせて律動したり、触らずともわかる水も弾く若々しさは確かに人の証だ。
麗しの容貌からしてなまっちょろい体だろうと、一方的に揶揄される事が少なくない三成だが、実はそれなりの筋肉をしっかり持っている。
ただそれは盛り上がったあからさまな筋肉ではなく、肌のように体格に寄り添っている、しなやかな筋肉。
服の上からだと全く目立たない隠された筋肉が、昼下がりの病院(風の部屋)の中に、無防備に晒されている。
胸にある薄桃の突起が、部屋の外気のせいか、それとも先の戯れのせいか、微かに固くなっている。
それをつまみ上げ、こねくり回したい衝動を封じ、左近は乳頭を掠めるようにして、乳輪と肌の境目あたりに聴診器を充てた。

「あ…ゃっ……!」

ひやりとした聴診器の冷たさに驚いたのか三成の体が跳ねる。
だが漏れた声音は、甘さを含んでいるのが明白である。
左近は何も素知らぬ顔でごめんなさいこれで終了です


ていうか我ながらここで放り投げるとか最悪すぐるwwwww
左近編は18禁のつもりだったんですが、自分にはエロは無理ですた。
(いちおうくじびき~のコンセプトとして
 幸村→ほのぼの、兼続→ギャグ、吉継→王道、隠し→超展開 というイメージだったり。
 吉継は王道っていうかシリアスっぽいラブラブっていうか・・・・
 本音をいえばあれです、親友型BLがコンセプトなんですけどね!(無理だったんですよ)
もっとねっとりねっちょりあひぃひぎぃらめええなエロとか書いてみたいけど精神持ちませんwwwww

ああ、ちなみに言葉にするとこの後も医者プレイをしつつも三成煽って、
最終的に左近が美味しくいただく
という普通のエロ展開ですた。ひねりがない!(^p^)
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元歴史部員のヲタ。
元々は源氏物語から来る平安萌えだったが、某和風ネオロマのせいで源平に、そして同会社の一騎当千ゲー(?)にて佐和山・ツンデレ・主従に萌えて戦国に落ちる。
常にコー○ーの掌で踊り狂う日々。
ぶっちゃけ別会社のバカ戦国ゲーと名高い方もイケます。
雑食、そして無節操。
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